①収益と費用の対応、②期間費用、③役務提供時期 どれをとっても、未払金計上には重要な基準です。

① 今年度の収益に対応する費用なのか、次年度の収益に対応する費用なのかの判断
EX.翌年度の補助金収益や委託費収益に直接対応する費用は次年度に計上

② 継続して役務提供を受ける場合の3月(決算月)の費用か、4月以降(次年度の費用)かの判断
EX.家賃地代、警備報酬、会計事務所報酬
ⅰ 翌年度4月分の前払分を当期の費用・支出として計上してしまった例

② 契約時期と役務提供時期のズレによる場合
EX.採用関係費、修繕工事費
ⅰ 翌年度4月以降に掲載する職員募集の広告費用を当期の費用・支出としてしまった例
ⅱ 翌年度4月以降に修繕工事が完了するのに修繕費用を当期の費用・支出としてしまった例